闇金の嫌がらせはどこまで激しくなるのか?

闇金業者の嫌がらせは主に精神攻撃

闇金の怖さは暴力ではない

テレビドラマなどの影響により、闇金業者とは暴力的な組織であると言うイメージを持っている人はまだいるはずです。しかし昨今の闇金の業態は非対面形式の無店舗型であることがほとんどであり、闇金業者が直接顧客と顔を合わせる事がそもそもありません。融資から取り立てまで全てを電話で行うのです。そのため闇金業者が実際に顧客の自宅へ赴き、暴力によって取り立てを実行する事はほぼないと考えて良いでしょう。

現代における闇金業者の真の怖さはこのような暴力ではなく、顧客自身に元利金を支払わなければならないという気持ちを植え付ける精神攻撃です。執拗な取り立て電話で顧客を苦しめたり、家族や会社を巻き込む事によって追いつめたり、これらの心理作戦を次々に行う事で顧客の精神を圧迫するのです。払わなければ被害が広がってしまうという強迫観念を植え付ける事で、焦った心理状態のまま自らの意思で振り込みを行わせるのが昨今の闇金業者による嫌がらせの手口となっています。

 

顧客を利用する手口

最近の闇金業者に見られる手口としては、ある顧客の取り立てに関して別の顧客に手伝いを行わせる事です。

たとえば同じ闇金業者から金を借りた顧客Aと顧客Bがいたとします。ここでもしもAとBの住所が近かった場合、闇金業者はBに対してAの自宅付近へ嫌がらせの貼り紙をしてくる事などを命じるのです。BはもちろんAに対してなんの恨みもありませんが、闇金業者は金を借りている相手であるため命令に逆らう事ができません。逆らったとすれば何をされるか分からないと言う恐怖も加わるため、金を返せなどの嫌がらせを記載した紙を大量に貼るなどといった行動に出ざるを得なくなります。

闇金業者自身は直接的に顧客に手を下す事がなくても、このように他の顧客を利用する事で実質的被害を加えるケースも出てきています。また、嫌がらせをさせられる顧客は心理的に追い詰められている事がほとんどです。そのため何をしでかすか分からないような精神状態となっており、闇金以上に実害のリスクを含めている場合もあるので注意が必要となるでしょう

 

闇金が求める緊急連絡先とは

家族や会社の連絡先を登録させる

闇金業者は融資希望者に金を貸し付ける前、緊急連絡先と称して家族や勤め先の電話番号などを登録させようとします。緊急連絡先を記載させられる状況は日常生活の中でもしばしばありますが、闇金業者の場合はそれらとは利用目的が全く異なるため注意しておかねばなりません。

顧客本人に支払いができなくなった場合、闇金業者は緊急連絡先の番号へ取り立て電話を行うようになります。それによって家族や会社が鬼電被害を受けたり、お前が支払えと脅迫されたりする事になるのです。

こうして被害が拡大すると同時に、金を借りた本人にとっても借金の事実が周りに知られる事に繋がります。自分自身の社会的な信用を損ねるうえに周りを巻き込むことになるため、一刻も早い解決を図る事が重要となるでしょう。最も迅速に闇金被害を収束させられるのは専門の弁護士であるため、事態が深刻化する前に無料相談を行うなどの対策が必要となります。

 

緊急連絡先とは人質

顧客に登録させる緊急連絡先とは、闇金業者にとっていわば人質のようなものです。顧客が払えなくなった時に代わりに支払わせる保険であると同時に、顧客を精神的に追い詰めるための脅迫材料として手元に置いておくのです。

金を借りると言うこと自体があまり人に言えたものではないはずですが、借入先が闇金業者ともなればその事実は絶対に周りに知られるわけにはいきません。闇金業者はこのような心情を逆手に取り、家族や会社に電話をされたくなければ利息と元金を払えと言う脅迫の手段としているのです。

あるいはすでに緊急連絡先へと電話をかけられてしまった後であっても、これ以上取り立て電話をされたくないのであれば金を返せと要求する事もできます。借金の事実を家族や会社にバラす前でも後であっても、顧客を脅す人質として使うには格好の材料となるのです。

 

嫌がらせの範囲は拡大する

家族への被害

緊急連絡先の登録によって家族の元へと取り立て電話が入った場合、本人を追い詰めるのと同様に借金を返すように強く迫るのが闇金業者です。一日に何十回と執拗な取り立て電話を行うほか、電話口での脅迫的な言動によって相手に恐怖心を植え付けます。顧客本人は一刻も早く家族から手を引かせたいため、やめてほしいなら金を払えと言う闇金業者の要求に応じざるを得なくなるのです。

会社への被害

勤め先の電話番号に闇金業者が取り立て電話を入れる場合、そこから始まるのは業務妨害とも言えるような嫌がらせ行為です。回線がパンクする程の鬼電をする事で、他の電話を受け付けられないようにさせるケースなども実際にあります。

またこの他、会社宛に大量のデリバリーを送りつける嫌がらせもあります。これは相手が顧客の家族であっても同様の手口が使われる事があり、当然ながら支払い義務はないものの迷惑行為に他なりません。

近所の住民を巻き込むケース

闇金業者がターゲットとして選択するのは、顧客本人が登録した緊急連絡先だけであるとは限りません。時には近所にいる家族以外の第三者を巻き込む事もあり、顧客が闇金から金を借りている事実を吹聴するケースもあります。

あの家の誰々は業者から金を借りていると言う事実を話したり、金を借りたまま一向に返そうとしないなどと泥棒であるかのように誹謗中傷を繰り広げたり、あらゆる言葉を使って本人の信用力を失墜させるのです。結果的に周辺住民からの孤立を招く事にもなるため、ここでも顧客は精神的な追い込みを受ける事になるでしょう。

社会的信用の失墜を招くリスク

現代の闇金業者の嫌がらせの手口は言葉による圧迫ですが、本人が個人的に闇金業者から責めを受けるだけに留まらないのが怖いところでもあります。

第三者を闇金が巻き込んだとするならば、本人は闇金だけではなく借金をバラされた相手に対しても後ろめたい感情を背負い込むことになるはずです。特にリスクが高いのは勤め先の会社であり、闇金から金を借りている人物としてレッテルを貼られる事になるでしょう。

その結果何が起こるかと言えば、昇進に響いたり社内での立場が悪くなったりします。最悪の場合は解雇をされるケースもあり、本人の社会的信用が貶められる事で様々なリスクが発生するのです。コンプライアンスがしっかりしている会社ほど従業員の身辺には厳しい場合があるため、第三者を嫌がらせに巻き込まれる事で甚大な被害を出す恐れがあるでしょう。

被害者感情を持たせない闇金の手口

元利金の支払いを仕向けるやり口

暴力被害を滅多に起こさなくなったのが現代の闇金です。090金融と言う非対面形式の業態であることも一つの理由ですが、暴力ではなく精神的に追い込む事で元利金の支払いを着実に仕向けているとも取る事ができます。

仮に闇金から暴力的被害を受けたとするなら、暴行された顧客には自分自身は被害者であると言う被害者感情が生まれます。そのため警察や専門の機関へ相談するハードルを下げるのですが、一方で言葉による暴力の場合は実害と言うものが基本的にありません。

金を返せと執拗に迫られたり、お前のせいで家族が巻き込まれると脅されたり、これらは外観的には目に見えない被害に留まってしまいます。それどころか顧客自身も悪いのは金を借りたまま返していない自分であると言う心理状態に陥ってしまうため、被害者であると言う認識をさせないまま元利金の支払いを実行するに至ってしまうのです。

このように闇金業者の嫌がらせ手口とは言葉による精神攻撃が主となっています。これによって精神攻撃を受けた顧客は、金を払わなければならないと言う心理へとみるみるうちに操作されていくのです。

二次被害を防ぐために払ってしまう

闇金業者の言葉による嫌がらせは本人を追い詰めるものですが、緊急連絡先として手に入れた第三者情報はいつでも有効に利用されてしまうリスクがあります。家族を巻き込みたくない、会社にバラされたくないと言う顧客の心理をつき、取り立て電話や嫌がらせの被害を拡大させないように言われるがまま支払いをしてしまうのです。

二次被害のリスクが差し迫っている時は一刻も早い解決が何よりも望まれます。できる限り早い段階で対処しなければならないため、闇金対応が可能な弁護士に依頼するなどの手段も必要となるでしょう。

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